ワクチン打ち終わると、コロナの問題などどうでも良くなった。コロナの話など、今は昔。日本はオリンピックをするとかしないとかで揉めてないで、さっさと皆にワクチン打ったらどうですか?
ディック・チェイニー元副大統領はバイデンの特使として、台湾で蔡英文と会う様子が映っていたが、その娘であるリズ・チェイニーが大変なことになっている。リズ・チェイニーはワイオミング州の下院議員であり、共和党下院議員のナンバー3の座を有していた。例の議会侵入事件の後、共和党議員でありながらトランプの罷免を支持した。
リズ・チェイニーは、トランプにべっとりの共和党の同僚たちを公然と批判し、共和党内の「トラブルメーカー」のような扱いを受けていた。2020年の大統領選で民主党が不正行為により勝利を収めたとするトランプ氏の誤った主張を痛烈に批判し続けているのだ。ミッチ・マコネルなど、非トランプの主流派たちは、腹の中ではトランプを見下しながらも、公然とトランプを批判することを避けている。が、下院のリズ・チェイニーと上院のミット・ロムニーは怖いものがないのか、堂々とトランプを批判している。
私は、共和党の主流派の主張に共感することが多い。トランプは共和党の腫れ物であり、頭の弱い有権者を騙して共和党を乗っ取った異物だと考えている。勿論、トランプの主張にも正しい事は多くあるので、そういう主張を共和党が利用している時は嬉しかった。しかし、トランプの考え方の根本はただの頭の悪い衆愚政策であり、支持することは出来ない。
カリフォルニア選出で、トランプにべっとりの共和党の下院議長のケビン・マッカーシーは、リズ・チェイニーを追い出そうと模索し、5月12日に密室での投票により、チェイニーをナンバー3の席から追放した。後任にはニューヨーク選出の若くて学歴の良いエリゼ・ステファニクを宛がった。
共和党は権力を取るために悪魔と契約した。で、その悪魔が共和党を乗っ取り、共和党の根幹となる考え方を潰そうとしている。短期的な利益のために、根源的な価値を壊すのは愚の骨頂である。悪魔のご機嫌を伺わない事には、当選できなくなり、心を捨てた。馬鹿な愚衆達は悪魔の唱えるフェイクニュースに踊っている。
トランプを頼らなければ当選できない共和党員がいる一方で、トランプの匂いを嫌い票を入れない共和党員もいる。共和党の落日の始まり。共和党は分裂するのか?はたまた主流派は民主党と組むのか?
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