労働統計において、厚労省が法律で定められている全数調査(センサス)ではなく、東京都ではサンプル調査を勝手に行ったという問題がニュースを賑わせている。 霞が関が法律に従っていないという事が問題であるが、サンプル調査をしたので数値が低くなったと言っているのは意味不明である。もし、適切に処理をしていれば誤差はあるだろうが推定値が低くなるようなバイアスが起こることはあり得ない。数値が低かったのだとすれば、推定方法に問題があるのであって、統計部の分析能力を根本的に信用できない問題という事になってしまう。 サンプル調査により推計値が低くなるような統計処理とはいったいどのような物であったのか?私としては、これをきっちりと説明してほしい。
雨が降り続くシアトルに住むブログ主が、カプチーノを飲みながら、時事・経済・政治・食・スポーツ等について社会科学的見地から騙ります。広告のクリックをする事、宜しくお願いします!