工藤会の総裁が死刑判決を受けた。
工藤会の総裁が様々な犯罪に絡んでいるのは自明であり、秩序のためには社会から隔離されるべき人物だとは思う。
しかし、罪に問われている4件の中で、殺人は一件だけであり、その教唆としての死刑というのは不公正であるとしか思えない。死刑を求刑したいのであれば、思い罪状を持ってくるべきであると思う。証拠もない推定で、イメージの悪さからの死刑であり、見せしめ感が強すぎる。
こんなことがまかり通るのであれば、昭和天皇は戦争教唆で死刑が妥当であった。法治国家の法運営としては余りにもバランス感覚が欠如していると言わざるを得ない。法は何人たりとも公正に適用されるべきだと思う。罪状にないファクターを持って重い刑を言い渡すなど、あってはならない。
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