コロナの第三波がやって来た、などとマスコミが騒いでいるが、私にとってはこれは第二波だと思っている。一般的に言われている夏の第二波は無理矢理検査数を増やして擬陽性も含めた数値であり、全く恐れるに足りない病原菌の蔓延だった。
が、今から冬場にかけてはコロナが蔓延する要素が十分にある状態になり、適切な予防措置を取らなければ高齢者などに伝播し、取り返しのつかない事になる可能性もある。暖かくなったり、紫外線が強くなったり、湿度が高くなったりすることは4月くらいまでないわけだから、ワクチンが本当に届くまではどうにかして時間稼ぎをしなくてはならない訳だ。社会を普通に戻そうとする方向性を若干抑える必要があると思う。出来る人は出来るだけ100パーセントテレワークにしたり、居酒屋などは再び時間制限をするべき時期に差し掛かっていると思う。何度も言うが、コロナ対策はタイミングが全てであり、タイミングを逃してしまうと意味のない自粛をしたり、制御不能に病気が蔓延したりしてしまう。ブレーキを踏むタイミングを見間違えると大変な事になる。
弱毒化したとか、抗体が出来ているとか、変な神話が色々で来ているが、昨年の春場は病気が蔓延していなかっただけで、4月以降はコロナが蔓延できるような気候状況になかっただけである。今の時点で気温が下がり、湿度が下がり始めると、大変なことになる可能性は排除しきれない。年末の掻き入れ時かもしれないが、社会はある程度用心した方が良いと思う。