アンソニー・ボーディンが自殺した。どこに行こうとしたのか?パーツアンノーンに旅立っていった。
トラベルチャンネルの頃から、私はアンソニー・ボーディンの番組が好きだった。かなりひねた物の見方と、紛い物を馬鹿にする姿勢は、私のスポットに合致する。
一度、大学のブックストアーにボーディンがやってきた時、私は態々見に行った。テレビよりもずっと痩せて長身なアンソニー・ボーディンが、いつもの調子で喋っていた。
61歳で自殺したと言う事だが、信じられないという感じはせず、「まああり得るか」、と思ってしまう。薬物にまみれていたことや、酒を溺愛していることは、番組内でも堂々と公言していた。
ボーディンの新しい番組がなくなる。
このブログも、実は世界の食を紹介しようとして、アンソニー・ボーディンに感化されて始めたものだと言う事を、今告白しておく。
大きな喪失感に、ただただ悲しい。
雨が降り続くシアトルに住むブログ主が、カプチーノを飲みながら、時事・経済・政治・食・スポーツ等について社会科学的見地から騙ります。広告のクリックをする事、宜しくお願いします!
6/09/2018
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