10/31/2009

狭い視野の東アジア共同体

東アジア共同体という構想があるそうであるが、鳩山総理と民主党は正気なのか?中国の成長に相乗りしたい気持ちも解らなくない。しかし、中国自身が色々な民族や文化、言語(方言などとお茶を濁しているが)からなる共同体国家だというのが事実であり、その共同体と対等な関係を結ぼうとしているのだろうか?私達は自国の言語や通貨や文化を捨てる準備が出来ているのだろうか?台湾問題はどうなるのか?朝鮮半島問題はどうなるのか?いまだに冷戦構造が残ったままの東アジアで共同体を作ってどうしたいのか?ユーロのような通貨を作れば、借金を有耶無耶に出来ると考えているのか?現時点で二国間や多国間の協定(ASEANなど)があり、新たな日本主導の多国間協定を作って意味があるのか?もっとも、東アジア共同体があったとして、日本以外に得をする国があるのか?私には鳩山総理は寝ぼけているだけにしか聞こえない。

いずれにせよ、鳩山総理も民主党も、たぶん日本円もそう長くは持たないから心配する必要すらないのだろうが。あまりにレベルが低くて、話題にするのも煩わしい。

トランプ政権、スローダウン

毎朝おきて、すぐにアメリカのニュースをチェックするという生活が1月以降続いてきたが、ニュースの量が明らかに減ってきた。それに伴い、日米の交渉のニュースも冷めてきた。 アメリカ側は、世界的に公平な自由貿易という理想郷を目指すための交渉を世界中の国と行おうとしている。が、勿論、現政権...