2023年10月7日、ガザ地区を実効支配するイスラム組織のハマスが、イスラエルへの奇襲を仕掛けた。このテロ行為により、イスラエル人に多数の死傷者が出たうえ、多数の人が誘拐され人質になっているというニュースが流れている。
ハマスはガザを実効支配しているテロリストである。パレスチナのファタハとも骨肉の争いを繰り返しており、ガザ・ハマースとして活動している。ハマスの狙いは、イスラエルという国家を地図上から消し去ることにあり、そのような目標はグローバルコミュニティーにおいて到底許容され得ない。
NHKや他の民放などを見ていると、ハマスがイスラエルを襲ったことは、イスラエル側にも歴史的な責任がある、というような話をしている左に染まった有識者が出てくる。「はぁ??」と言ってやりたい。ハマスは単なるテロリストの集団である。イスラエルが歴史的に何をしたかという事と、今回の一件は何も関係がない。
例えば、北朝鮮が韓国を奇襲して死傷者を大量に出せば、北朝鮮も歴史的にアメリカに奪われた南を奪還したいのは仕方ない。北朝鮮の人たちは世界から孤立させられて、苦しい立場にあった、とかアホな事を言うのか?
例えば、中国共産党が台湾を奇襲して死傷者を大量に出せば、中国も西欧や日帝に歴史的に苦しめられ、いまだに一人当たりのGDPも低いままであり、中国共産党の主張も理解できる、とかあほな事を言うのか?
ロシアがウクライナに侵攻して死傷者を大量に出せば、ウクライナは元々が小ロシアなのだから、歴史的には統合されるべきで、ゼレンスキーは西欧に感化されたネオナチで、プーチンの主張も理解できるとか、鈴木宗男みたいなことを言うのか?
泥棒にも三分の理、みたいな話である。
日本のマスメディアはユダヤ人蔑視なのか、偏った報道をしている。ハマスはただの邪悪なテロリストで、自分たちの利益のためだけに、イランなどから支援を受けながら、イスラエルの一般市民を虐殺した気違い野郎たちの集団である。怒羅権や工藤会やオウム真理教と変わらないレベルの組織だ。
ガザでは、武器庫などを学校や住宅の下に隠し、ガザのパレスチナ市民を盾として利用し、マスメディア相手に、「可哀そうなパレスチナ市民アピール」という情報戦を仕掛けている。
日本のメディアは、このような邪悪なテロリストのデマゴーグに加担するべきではない。ハマスやパレスチナ関係者のインタビューを公共の放送で流布するなどは、テロに加担する行為である。
ロシアの宣伝者となっている鈴木宗男と同じレベルの悪辣な行為に、イスラエル問題になると批判が出ないというのが気持ち悪い。ハマスの殲滅こそが、世界平和のための日本が国家として支持できる唯一の方向性である。